資源の少ない日本で、資源を循環させ、
必要とされる企業であり続けます。
戸松冶金は、まだ我が国の物資が乏しかった時代、金属スクラップの回収・販売業として発足し、非鉄金属を中心とした「資源の循環」を核として事業を展開して参りました。その中には、保有設備と技術を活かし、時代のニーズに応じて変化させてきた事業もあります。リサイクル事業部が手がける、自動車および産業用バッテリーのリサイクルは、もとは新聞印刷の活版用鉛の融解に使っていた設備を活用したものです。またアルミ合金事業部が製造するアルミ母合金も、自動車エンジン用材料として需要の高かったアルミリサイクル素材の製造設備を応用してつくられる製品です。いずれの事業も、現在では東海エリア、あるいは国内でNo.1の実績を誇ります。
ご存じの通り、日本は資源の少ない国です。その中で、地球環境に配慮しながら円滑な経済活動を続けていくには、資源を適切に循環させねばなりません。当社は今後も、創業以来の社業の基本を忠実に守り、一方でこれまで行ってきたように、持てる設備や技術力を柔軟に活用して、時代が求めるものに応えていく所存です。また従業員の労働環境整備にも力を入れ、「三方よし」を体現します。この先も世の中に必要とされる企業であるために、現状を最終形とはせず、いっそうの努力を続けて参ります。
代表取締役社長 戸松 利徳